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2009年01月16日

パラメータ

よくゲームで『パワータイプ』とか『スピードタイプ』とか『テクニカルタイプ』とかあるじゃないですか。

それか、アスリートなら『スプリンター』とか『スロースターター』とかあるじゃないですか。

そんじゃあクリエイターに対してそういうカテゴライズをしたらどうなるんだろう……

と、思ったのがキッカケだったと思うんだけど、以前からそれを定期的に思い出しては考えてみて、結局(そもそも主観を数値化することができないのだから当然だけど)カテゴライズしきれなくなって考えるのをやめる――というのをくり返していることがあります。

キッカケはともかく、何でこんなこと考え出したんだっけなぁ。
一定の能力値をカテゴリ分けできれば自分の長所短所が目に見えるから、そうすれば長所を伸ばすなり短所をなくすなり、身体能力を明確に数値化できるアスリートほど合理的な訓練は出来なくても、クリエイターもそれなりに効率的に力を磨くことができるんじゃないかなぁ……とか思ったんだっけかなぁ。


ひとまず出てきたのは色々と『極端な』カテゴリ分け。
せっかくなのでメモも兼ねて書いとこうと思います。が、書いてみて改めて見てみると、特に目新しくもないなぁ。


……何か、パワー型の小説家とテクニック型の漫画家が戦う格ゲーみたいのを頭に浮かべていた気もするけれど、それはあまりにカオスだもんなぁ。
ちゃんと体系化できればそれなりに有用性もありそうな気もするけれど。

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パワー型:
技術(小説でいうなら文章、漫画なら絵、両者共に構成など)には色々と未熟な点があり、話も破綻しているところがあるのに、画面に滲む独特の勢いや迫力や強烈なキャラクターで読者の心を掴み、物語を押し進めていくタイプ。

はまれば物凄い熱を放ち、読者を熱狂させることができる。
ともすれば作者ばかりが楽しく、読者を置いてけぼりにしてしまうのが欠点。


テクニック型:
小説でいうなら美しい文章、漫画なら美麗な絵。小説でいうなら関連性を持たせた言葉選び、漫画なら計算されたコマ割。両者に共通して、エピソードの順序や伏線のはり方などの構成力……と、その表現媒体に必要な技術を習得し、それらを駆使して読者を引き込むタイプ。

はまれば整頓された道筋をノンストップで走り抜ける快感を生み出せる。
ともすれば平坦な道を行くだけとなり、目立った不可はないけれど目立った可もなく小さくまとまってしまうのが欠点。


センス型:
とにかく作品にその作者固有の感性が際立って現れている。物語や表現・世界観も独特で、他の人間には作り出せないようなオンリーワンな存在となるタイプ。

はまれば読者の心に深く食い込み、メジャーにはなれずとも確固とした人気を得ることができる。
ともすれば意味不明な心象風景になってしまうのが欠点。


瞬発力:
破壊力のあるネタや、切れのあるネタを生み出す力。あるいは、既存のチープなネタに新解釈を加えて再爆発させることのできる力。
また、初っ端から受け手の心を掴むことのできる力。


持久力:
ある事柄をじっくり考察し、丁寧にネタに変換する力。あるいは、複数のネタを結合して巨大なネタに変換・構築し続けることができる力。


制作速度:
一つの作品を制作する際にかかる時間の長短。速筆・遅筆。


回転速度:
ネタを出す・作品を出す速度。寡作・多作。


スプリンター:
凄まじい瞬発力を持ち、短い話でこそ能力をフルに発揮するタイプ。
また、一度の制作時間が短いタイプ。時間的には短期集中型でも、日数的には毎日コツコツ型の場合も。


ステイヤー:
優れた持久力を持ち、長い話でこそ能力をフルに発揮するタイプ。
また、一度の制作時間が長いタイプ。週末一気型など。


スロースターター:
尻上がりに調子を上げ、作品も後半へと進むに従い面白さが増していくタイプ。


チーター:
初速から最大速度に乗ったところまではいいが、その後が続かないタイプ。


イタコ:
作品を作る際、何かが頭に降臨してくるタイプ。創作ハイになっている自分を冷静に見つめて操作するもう一人の自分を内に持つ、召喚士型のタイプも。


職人:
作品を作る際、経験や技術に基づいて作るタイプ。時に神懸り、イタコ型に変じる場合も。




元から全てを備えているクリエイター:
真の天才か、バケモノ。


後から全てを身に備えたクリエイター:
天才となった秀才か、妖怪。

投稿者 楽遊 : 2009年01月16日 23:33

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