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2009年02月09日

スペース

ふと夜空を見上げれば、空に大きな鼓型。
それぞれ上下逆さまに短い辺をくっつけている二つの台形。
三つの星の連なるベルト。

オリオン。

冬の代表的な星座。

特徴的なその形は空がガスっていたり、街の光が眩しいと他の星々が目を閉じている中でも神話のごとく雄々しく輝いていて。

ふと思えば普段気にせぬ星座なんてものを思い出させてくれていたことに気づいたりもして。

そしてまた、下の台形の中にぼんやりと滲むオリオン大星雲を見ては、科学雑誌やなんやらで読んだ宇宙の、思いを馳せることも出来ない摩訶不思議な「モノ」に、ふと、一時思考を奪われる。


その摩訶不思議な「モノ」の中で生きてる生命、人間、それもまた摩訶不思議。
人間って何だ?
「知的」生命体って?
そもそも生物って?
いや、そもそも、「存在」って――「存在する」って、一体どういうことだ?
地球がある宇宙が存在する空間自体、「どこ」にある?
多次元宇宙ってなんだ?
いくつもの次元それぞれに宇宙がある?
なら、それぞれの宇宙は「どこ」に存在することが許容されている?
もし宇宙を内包する無限の空間があるならば、そこを無限の空間足らしめている空間はどこにある? 宇宙の外? あるいは中? それともどちらにも?




――なんてね。

こんなこと思ったのは、最近ハードSFを読んだからかぁね。
たまに『Nature』や『日経サイエンス』なんかの宇宙に関する記事を読んだ時にも、こんなことを考えてしまいますけども。

その度に、真剣に深遠に宇宙論を突き詰めすぎると発狂するんじゃないか? なんてボンヤリSF作品に見られる「変人学者」のイメージを想起したりして。
ほいでもって物理や数学ではなく思考で宇宙を掴もうとすると宗教方面に走りがちになるのも当然の帰結なのかなー、とかね。ああ、逆に宇宙で説法を補完する場合もあるかな。

んー。

とにもかくにもよく解せぬ世界。

そしてそこにいる僕とあなた。
あなた達と、僕たち。

……なんてね(笑






ところで、Wikipediaのオリオン座のページによると、ウルトラマンの故郷・M78星雲。
現実のそれはこのオリオン座大星雲の中にあるそうで。

投稿者 楽遊 : 2009年02月09日 23:14

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